白山神社はやばいって本当？白山ひめ神社の呪いや怖いと言われる理由を紹介！

「白山神社がやばいって本当？白山ひめ神社の呪いや怖いと言われる理由が詳しく知りたい！」

白山神社は日本全国に約3000社が鎮座しており、「家の近くにある」という人も多く、なじみのある神社のひとつでしょう。

そんな白山神社ですが、一部ではやばい、呪いがあるなんて噂がされています。

そのため、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか？

• 白山神社がやばいって本当？
• 白山ひめ神社にまつわる呪いや怖い噂って？
• そもそも白山神社はなぜ日本全国にあるの？

そこで今回は、白山神社はやばいって本当なのかどうかを詳しくお伝えします。

また、白山神社とゆかりのある白山ひめ神社についてもまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

白山神社はやばいって本当？日本全国にある白山信仰の神社

そもそも、白山神社はやばいって本当なのでしょうか。

神社は、神様が祀られている神聖な場所です。

そんな神社が「やばい」なんて聞くと、本当なのか、なぜやばいと言われているのか理由が気になるでしょう。

なので、まずは白山神社がやばいと言われている真相について以下の通りお伝えしていきます。

白山神社がさまざまな理由でやばいと言われているのは事実

結論から言うと、白山神社がやばいと言われているのは本当です。

実際に、ネットで白山神社のことを調べてみると「白山神社はやばい」なんて意見が出てきました。

日本には多くの神社がありますが、一般的には神社のことを調べても「やばい」なんて意見は出てこないものです。

白山神社はなじみの深い神社でよく参拝するという人も多いでしょうし、余計に「やばい」なんて聞くと不安になってしまうかもしれません。

ですが、白山神社のやばいはネガティブではなく、ポジティブなやばいがほとんどです。

そのため、必要以上に不安になる必要はありません。

白山神社は日本全国にある白山信仰の神社

そもそも、白山神社とはひとつだけある神社を差すものではありません。

白山神社と呼ばれている神社は、実は日本全国に3000社以上あります。

日本で一番多い神社は八幡神社ですが、その数は膨大で、統計が取れていないものも合わせると4万社を超えるという話もあるのです。

八幡神社に数はかないませんが、白山神社の3000社以上というのも結構な数でしょう。

なぜ同じ名前の神社が多くあるのかと言うと、信仰している神様が同じだからです。

祀られている神様のご利益を多くの人に分け与えるために、「分霊」という形を取っているのです。

そして白山神社の場合は「白山信仰」と呼ばれ、白山という山そのものを神様として祀っていました。

「石川・福井・岐阜・富山」の4県にまたがり、富士山や立山と共に日本三霊山のひとつが、この白山なのです。

大自然の恵みを感じられる、最強のパワースポットとして多くの人が登山に訪れている場所でもあります。

白山神社はなぜ多いのか？全国にたくさんある理由

白山神社は岐阜県で395社、石川県で299社あり、その数は全国で3000社を超えると言われています。

沖縄県を除く46都道府県に鎮座しています。

これほどまでに日本全国に白山神社が広まったのは、白山に流れる水源が関係しています。

そもそも白山の周囲には手取川をはじめ、多くの川が流れています。

福井県にある九頭竜川、岐阜県にある長良川、富山県にある庄川など、北陸を中心に大きな川の水源となっていました。

さらに、それらの川の水はそれぞれ全国に流れており、白山を水源とした広さは全国でも最大級です。

水は全ての生命の始まりとなり、私たちの生活になくてはならないものでしょう。

そんな水への感謝が、水源となる白山への信仰につながっているのです。

総本山は石川県の白山比咩（しらやまひめ）神社

そんな全国に多くある白山神社ですが、総本山は石川県白山市に鎮座する白山比咩（しらやまひめ）神社です。

地元の人からは「白山さん」と親しみをこめて呼ばれています。

比咩と書いて「ひめ」と呼ぶのはなかなか珍しい読み方でしょう。

これは御祭神として祀られている「白山比咩大神＝菊理媛尊（くくりひめのみこと）」からきています。

実は、白山神社がやばいと言われるほとんどがこの白山比咩神社に関係しているものでした。

では、総本山でもある白山比咩神社の何がやばいのかは、次の章で詳しくお伝えします。

白山ひめ神社は呪いと関係している？御祭神は穢れを祓う神様

白山ひめ神社は呪いと関係している噂もありますが、こちらも本当なのでしょうか。

先ほどもお伝えした通り、白山ひめ神社は日本全国に数多くある白山神社の総本山です。

そして、「白山神社はやばい」と言われているもののほとんどが、白山ひめ神社のことを指しています。

そんな白山ひめ神社について、以下の通り詳しく見ていきましょう。

白山比咩神社が呪いと関係しているのは嘘

結論から言うと、白山比咩神社が呪いと関係しているのは嘘です。

白山比咩神社には今も全国からたくさんの人が参拝に訪れていますし、白山比咩神社のある白山は最強パワースポットと呼ばれる場所です。

もし本当に白山比咩神社が呪いと関係があれば、年間数万人以上の参拝客は訪れませんし、「しらやまさん」と親しまれることもないでしょう。

つまり、白山比咩神社に参拝したからといって呪われるなんてことはありません。

なので、これまでに参拝したことのある人も、これから参拝しようと考えている人も安心して大丈夫です。

白山比咩神社の御祭神である菊理媛尊は穢れを祓う神様

白山比咩神社が呪いと関係しているのは嘘ですが、そんな噂が出るようになったのは白山比咩神社の御祭神が関係しています。

白山比咩神社の御祭神は、以下の三柱です。

• 白山比咩大神（しらやまひめのおおかみ）
  • ＝菊理媛尊(くくりひめのみこと)
• 伊弉諾尊（いざなぎのみこと）
• 伊弉冉尊（いざなみのみこと）

このうち、白山比咩神社の名前の由来にもなった「白山比咩大神＝菊理媛尊」は縁結びの神様です。

同時に、「くくりひめのみこと」の「くくり」が人の和を括るとされ、和合の神様となります。

菊理媛尊は人との縁や和を大事にする神様ですが、その一方で厄除けとしてのご利益も期待できるでしょう。

ただ、悪い気やネガティブなエネルギーを祓う力が強いことが、いつしか呪いの力があると誤って広まった可能性が高いです。

当然ですが菊理媛尊にも人を呪うような力はありません。

なので、白山比咩神社が呪いと関係しているというのは勘違いによるものです。

ただし、地元には呪いに関わる伝説も存在する

ただ、白山比咩神社が鎮座している石川県白山市には呪いに関わる伝説が存在しています。

それが「白山の黒百合伝説」です。

これは、戦国時代に越中（現在の富山県）を治めていた佐々成政（さっさなりまさ）と小百合という女性の物語から始まりました。

2人は仲睦まじく暮らしていましたが、ある日2人の仲を引き裂こうと何者かが偽りの陰口を成政に告げました。

それを聞いた成政は、無実の罪で小百合の命を奪ってしまいます。

愛する人に信じてもらえなかった無念はどれほどだったでしょうか。

そして、小百合は死ぬ直前に「立山に黒百合が咲いたとき、佐々家は滅びるだろう」と予言を残して命を落としました。

その後、成政は越中を追われ肥後の国（現在の熊本県）に移ります。

立場を失った成政は、そのころ日本を統一した秀吉に気に入られようと、秀吉の妻である北政所に白山から取り寄せた黒百合を献上しました。

最初はうまくいったのですが、のちにこの黒百合がきっかけで、「成政は自分を偽った」と北政所に勘違いされてしまったのです。

立場を失った成政は、領内で起きた一揆の責任を取らされて切腹しました。

奇しくも、成政が勘違いして小百合の命を奪ったように、自身も勘違いから見放されて命を失う結果になりました。

小百合の予言通り黒百合をきっかけに佐々家は滅びたので、人々は小百合の怨念だと噂するようになったというわけです。

「愛」や「恋」がある一方で、「呪い」「復讐」といった花言葉を持つのが黒百合です。

実際に7月頃になると白山には黒百合が咲き誇りますが、「白山の黒百合伝説」や花言葉を想うと、少し怖さも感じるでしょう。

怖いと言われる理由を紹介！白山ひめ神社はなぜやばいと言われる？

では、白山ひめ神社はなぜやばい、怖いと言われるのでしょうか。

先ほどもお伝えした通り、呪いの伝承はありましたが、実はそれ以外にも怖いと言われる理由があります。

そのため、ここからは白山ひめ神社がやばい、怖いと言われる理由を以下の通りお伝えしていきます。

白山ひめ神社が怖い理由①：被差別部落との関わりが考えられる

1つめの理由は、白山ひめ神社が被差別部落との関わりがあると考えられているためです。

これは、江戸時代に代々えた・ひにん身分の頭として活動していた弾左衛門 （だんざえもん）が関係しています。

ある日、弾左衛門は病気によって体を弱らせてしまいました。

なかなか良くならずに困っていた弾左衛門は、藁にもすがる思いで白山神社に「病気が治りますように」と祈願しました。

すると、みるみるうちに病気から回復し、あっというまに全快したのです。

白山神社の神様のありがたいお力を実感した弾左衛門は、自分が支配している関東地域に白山神社を広めました。

現在の東京都台東区にある今戸神社に祀られている白山神社は、まさに弾左衛門の屋敷にあったものとされています。

このことから、白山ひめ神社と被差別部落には関係があると言われるようになりました。

ただ、弾左衛門が活躍する江戸時代の前から被差別部落内には白山社が祀られているとも言われており、噂の真意は不明になっています。

白山ひめ神社が怖い理由②：朝鮮系のルーツが考えられる

2つめの理由は、白山ひめ神社のルーツは朝鮮系からきていると考えられているためです。

はっきりと「白山ひめ神社のルーツが朝鮮系である」と名言されているわけではありません。

しかし、以下の理由から白山ひめ神社のルーツは朝鮮系ではないかと言われています。

• 白山信仰が朝鮮系である韓神信仰と同じであること
• 白山を開山した僧侶が朝鮮系であること

特に、白山を開山した僧侶は「越しの大徳」と称された泰澄（たいちょう）という人物であることが大きな理由です。

泰澄自身は越前国の麻生津（現在の福井県）で生まれましたが、父の三神安角は高句麗（現在の韓国と北朝鮮の間）からきた渡来人だからです。

このことから、白山ひめ神社のルーツは朝鮮系だと考えられるようになりました。

白山ひめ神社が怖い理由③：祀られている神様が豪華すぎる

3つめの理由は、白山ひめ神社に祀られている神様が豪華すぎる点でしょう。

ただし、これは「良い意味で怖い」と言われている理由になります。

先ほどもお伝えした通り、白山ひめ神社に祀られている神様は以下の通りです。

• 白山比咩大神（しらやまひめのおおかみ）
  • ＝菊理媛尊（くくりひめのみこと）
• 伊弉諾尊（いざなぎのみこと）
• 伊弉冉尊（いざなみのみこと）

伊弉諾尊と伊弉冉尊は、それぞれ「イザナギ・イザナミ」と呼んだ方が分かりやすいかもしれません。

イザナミは日本神話の創造神であり、妻のイザナミと一緒に国土を生み出したと言われている神様です。

まさに日本を作った偉大なる神様と言えるでしょう。

そんなイザナギとイザナミが祀られているだけでもすごいのに、白山ひめ神社には「白山比咩大神＝菊理媛尊」も祀られています。

菊理媛尊は縁結びのご利益や和合のご利益があるのですが、これは菊理媛尊がイザナギとイザナミの喧嘩を仲裁したと言われているからです。

イザナギとイザナミが喧嘩したままでは、太陽神である天照大御神や英雄神である須佐之男尊は生まれていません。

日本の歴史をゆるがすほどの大きな力を持った神様が祀られていることで、白山ひめ神社は高いご利益が期待できるとされています。

その効果が高すぎることから、白山ひめ神社は「良い意味で怖い」と言われているのです。

白山ひめ神社が怖い理由④：神様に呼ばれるという噂がある

4つめの理由は、神様に呼ばれる噂があるからです。

実はこの噂は白山ひめ神社に限った話ではありません。

神社に参拝したときに不思議な体験をした人は「神社に呼ばれた＝神様に呼ばれた」人になります。

先ほどもお伝えした通り、白山ひめ神社に祀られている神様は、ものすごいエネルギーとパワーを持った神様ばかりでした。

なので、白山ひめ神社は他の神社に比べて、「神様に呼ばれた」という人が多く存在します。

なぜ神様が人を呼ぶかというと、神社に祀られている神様がその人のことを応援したかったり、力になりたいと思っているからです。

人は頑張っている人や努力している人を見ると応援したくなりますが、それは神様も同じでしょう。

人のためや世の中のために努力を惜しまない人を探しだすと、自分の力を分けたくなるのです。

簡単にですが、神様に呼ばれた際のサインを紹介していきます。

• テレビや雑誌で白山ひめ神社の情報を耳にする
• 人に呼ばれて白山ひめ神社の近くを訪れる
• 参拝後に気分がすっきりしたり、前向きになる
• 白山姫神社の参拝後に天候が回復する
• 白山ひめ神社の境内で動物に遭遇する

上記のようなサインを感じた場合、それは神様に呼ばれていたり、歓迎されている証拠です。

白山ひめ神社が怖い理由⑤：縁結びのパワーが強すぎる

5つめの理由は、縁結びのパワーが強すぎる点でしょう。

白山ひめ神社の御祭神である菊理媛尊（くくりひめのみこと）はその「くくり」という名前から「括る」とされ、和合のご利益を持っています。

和合とは簡単に言えば二つ以上のものが統合することです。

つまり、菊理媛尊が祀られている白山ひめ神社に参拝することで、意中の人との関係を進展させ仲を深めることができるのです。

しかし、縁結びのご利益がある神社は他にもたくさんあるでしょう。

その中でもとりわけ白山ひめ神社が縁結びのパワーが強いのは、菊理媛尊がイザナギとイザナミの喧嘩を仲裁したと言われているからです。

日本を作った神様の仲を取り持ったというのは、それだけ菊理媛尊の持つ和合の力が大きいことを示しています。

実際に、白山ひめ神社を参拝し縁結びの効果があったという口コミは多数ありました。

白山ひめ神社が怖い理由⑥：系列の白山神社に怖い噂がある

6つめの理由は、白山ひめ神社の系列に怖い噂を持つ白山神社がある点でしょう。

その神社とは、福井県勝山市にある平泉寺白山神社です。

そんな平泉寺白山神社に残る「牛岩馬岩伝説」について紹介します。

その昔、勝山に住む人が白山権限という神様に願いを叶えてほしく、夜中に願掛けに出かけました。

なぜ夜中に出かけたかというと、丑の刻参りをするためだからです。

丑の刻参りというと白装束を着た人が夜な夜な藁人形に釘を打ち込む、そんなイメージを持っている人が多いかもしれません。

手間も時間もかかりますが、その分丑の刻参りで願ったことは強く叶いやすいとされているのです。

ただ、その人が参道入り口から続く菩提林まで行ったところ、そこにいたのは道いっぱいに横たわる大きな牛と馬でした。

丑の刻は午前1〜3時の時間帯で、そんな時間に見たこともないような巨大な動物がいるのはなんとも恐怖でしょう。

ですが、どうしても叶えたい願いのあった人は巨大な牛と馬を勇敢に飛び越え先に進みます。

願掛けも済んで来た道を戻ろうとすると、先ほどまで巨大な牛と馬がいた場所にあったのは大きな岩でした。

このことから、今も菩提林の両脇に並んでいる大きな岩は「牛岩」「馬岩」と呼ばれています。

この伝説が言いたかったのは、「牛や馬という恐怖を乗り越えてこそ、願いが叶う」ということです。

つまり、試練があっても諦めずに立ち向かえば、その先に願いが叶った幸福が待っていると言えるでしょう。

「牛岩馬岩伝説」は決して怖い話ではありません。

ですが、「丑の刻参り」という言葉だけが切り取られたことで、平泉寺白山神社に「怖い」というイメージがついてしまったのです。

白山ひめ神社とは？白山比咩神社のご由緒やご利益を詳しく解説

では、そもそも白山ひめ神社とは具体的にどんな神社なのでしょうか。

ご由緒やご利益を知っておくと、いざ白山ひめ神社を参拝した際により興味が持てるようになります。

そのため、ここからは、白山ひめ神社について以下の通り詳しくお伝えします。

白山ひめ神社とは？白山比咩神社の概要

白山ひめ神社とは、石川県にある白山のふもとに鎮座する神社です。

日本全国に3000社ある白山神社の総本宮であり、創建は2100年を超える大変古い歴史を持つ神社です。

その名の通り、白山を神体山として祀っているのが特徴でしょう。

そして、白山は「富士山・立山」とともに日本の三麗山として有名であり、「白山信仰」のもとになっています。

地元の人からは「しらやまさん」の名前で親しまれています。

白山ひめ神社のご由緒は？白山比咩神社の歴史

白山ひめ神社が鎮座する白山は、「石川・福井・岐阜・富山」の4県にまたがる非常に大きな山々です。

白山は近くに川がいくつもあり、生命の源である貴重な水源です。

ふもとで暮らす人々は「白山の水をいただく」という感覚を持っており、常々白山に対して感謝の祈りを忘れてはいませんでした。

そんな白山への信仰はやがて、登拝という形に変化します。

登山道が開かれると、「越しの大徳」と称された僧侶の泰澄が山頂に奥宮を祀りました。

これにより白山信仰は全国に広まっていったのです。

白山ひめ神社の御祭神は？

白山ひめ神社の御祭神は三柱です。

• 白山比咩大神（しらやまひめのおおかみ）
  • ＝菊理媛尊（くくりひめのみこと）
• 伊弉諾尊（いざなぎのみこと）
• 伊弉冉尊（いざなみのみこと）

白山ひめ神社の名前の由来になっている白山比咩大神は、日本書紀にも登場する女神のひとりです。

菊理媛尊と同一神とされており、白山ひめ神社だけでなく全国にある白山神社に祀られています。

白山ひめ神社のご利益は？

白山ひめ神社のご利益は以下の通りです。

ご利益	詳細
五穀豊穣	農作物が豊かに実ること
大漁満足	漁船の安全・漁業の繁栄
開運招福	運を開いて福を招くこと
家内安全	厄災がなく家族が安全に過ごせること
良縁成就	良い人と出会い縁で結ばれること
交通安全	事故などに合わないこと
生業繁栄	生きていくためのお金が豊かになること
学業成就	勉強に関する願いが叶うこと
身体健全	病気や怪我なく体が健康であること
夫婦円満	夫婦の仲が良いこと
子孫繁栄	子孫が途絶えないこと

特に、この中で高いご利益が期待できるのは良縁成就や夫婦円満です。

これは、白山ひめ神社の御祭神である菊理媛尊が、日本を作った神様であるイザナギとイザナミの仲を取り持ったと言われているためです。

名前の「くくり」には、物事をまとめる・ひとくくりにするという意味からも、人との縁を結ぶ力が期待できるでしょう。

白山ひめ神社のお守りや御朱印は？

白山ひめ神社ではさまざまなお守りを用意しています。

その中で特に人気が高いのが「結び守」と呼ばれるリボンを結んだ形のようなお守りでしょう。

お守りに描かれている水玉と円の模様は、永遠に続く和合を示しているそうです。

いつも側で持ち歩くことで、恋愛面だけでなくあらゆる関係の人との良縁を結んでくれるでしょう。

そして珍しいのが、歯の苦しみを癒すとされる「白癒守」です。

歯の他にも、口から出る災い（言葉）や口から入る災い（ウイルス）から心身を守ってくれるでしょう。

白色とピンクの淡い色合いがなんとも綺麗なお守りです。

また、御朱印をお願いすればその場で書いていただけます。

紫色のシックな御朱印帳も用意されているので、参拝したのをきっかけに御朱印集めを始めてもいいかもしれません。

そして、お守りを扱っている社務所と、御朱印受付はともに9:00～17:00までとなっています。

白山ひめ神社の参拝自体は24時間可能ですが、希望するお守りがあったり御朱印が欲しい人は早めに参拝するようにしましょう。

白山ひめ神社で見るべきスポットは？

白山ひめ神社を訪れた際、ぜひ訪ねてほしい場所が北参道にある「白山霊水」という水を汲めるスポットでしょう。

白山神社が全国に広まるきっかけとなった、生命の源ともいえる白山から湧き出る水なのです。

そんなありがたい水を汲んで持ち帰ることも可能です。

ただし消毒していない生水のため、飲用する際は煮沸する必要があるので注意してください。

また、表参道の手水舎の前にある大きな杉の木にも注目してみましょう。

白山ひめ神社の御神木にもなっている杉で高さは42メートル、樹齢は800年を超えます。

御神木には神社に祀られている神様のパワーが宿っていると言われているため、そんな強力なパワーを分けていただきましょう。

ただし、杉の木にしめ縄が張られている場合は直接触れないようにしてください。

白山ひめ神社への詳しいアクセス方法は？

白山ひめ神社は石川県の白山市に鎮座しています。

電車で訪れる際は、金沢駅からがアクセスが便利でおすすめです。

情報	詳細
名称	白山比咩神社
住所	石川県白山市三宮町ニ105-1
電話番号	076-272-0680
金沢駅からのアクセス	JR金沢駅東口バスターミナルから、北鉄バス有松方面行きに乗車、バス停「野町」まで

また、白山ひめ神社への参拝に合わせて「恋のしらやまさん」という特別プランも開催されています。

「恋のしらやまさんきっぷ」を購入すると、電車の乗車券の他に「バス乗車券」「和菓子券」「辻占券」が付いてくるのが特徴です。

プランに参加すればより白山ひめ神社を満喫できるでしょう。

また、白山ひめ神社に奉納できる「奉納恋文」も人気です。

ちなみに、「恋のしらやまさんきっぷ」は金沢駅西口にある北陸鉄道チケットセンターで購入可能です。

詳しくは「恋のしらやまさん」公式サイトをチェックしてください。

まとめ

ここまで、白山神社がやばいのは本当なのか、白山ひめ神社に関する噂についてまとめました。

白山神社はさまざまな理由によってやばいと言われていますが、白山神社自体に呪いはありません。

白山神社の総本宮である白山ひめ神社には、穢れを祓い人との縁を結ぶ「白山比咩大神＝菊理媛尊」が祀られています。

参拝することで強いご利益を期待できるでしょう。

気になる方は、日本三霊山である白山の強力なパワーをぜひ実感してみてください。